一目山人(本名:細田悟一)氏が考案したテクニカル分析で、「基準線」「転換線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」の5つの線をローソク足チャートに書き込みます。「先行スパン1」と「先行スパン2」の間を「支持帯/抵抗帯」と呼び、塗りつぶした支持帯/抵抗帯が「雲」のように見えるのが特長です。 5つの線の交差や雲との関係などで、売買タイミングを計ります。売買サインとして「転換線が基準線を上抜け」「遅行スパンがローソク足を上抜け」「ローソク足が雲を上抜け」の3つが揃う「三役好転」が代表的ですが、そのほかにもさまざまな読み方があります。 5つの線の計算式は以下の通りです。 ・基準線 過去26本の最高値と最安値の中心(平均) ・転換線 過去9本の最高値と最安値の中心(平均) ・先行スパン1 基準線と転換線の中心(平均)を、26本先に先行したもの ・先行スパン2 過去52本の最高値と最安値の中心(平均)を、26本先に先行したもの ・遅行スパン 終値を26本前に遅行したもの このガイドは役に立ちましたか? はい いいえ